《林二郎》と言えば『煙草と珈琲!』と言われるほど、
師は煙草と珈琲が好きでした。
毎日必ず2~3回近所の喫茶店に行き、珈琲にお砂糖を
スプーン5杯くらいたっぷり入れて…。
煙草に至っては、“ヘビースモーカー”を通り越すくらいの
愛煙家で、起きている間はいつも煙がたっている…
…紫煙あるところに師匠林二郎はいる…
という、この禁煙社会ではとても苦労するであろう生活。
師はいつも「缶ピースを一日100本が目標だけど、どんなに
頑張っても100本はいきません」と嘆いておりました。
そんな一般的には不健康極まりない生活でしたが、その師が
102歳間近まで健康で木彫にうちこみ『生涯現役』を貫いた
のですから、人間とは面白いものです。